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【2020年度受験生】今年は浪人できない・・・!?大学入学共通テストへ移行!

高3のお子さんを持つママ友と話をしていたら,

「2021年度からセンターが廃止されて大学入学共通テストになるから,今年の受験生は絶対に浪人できないのよねー。」

という話を聞きました。

 

もちろん,最初から浪人を目指す受験生はいません。

でも,来年からセンター試験が廃止されて馴染みのない大学入学共通テストが始まるとなれば,是が非でも2020年度に合格・入学しなければ!という話のようです。

 

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来年度の受験生からは「大学入学共通テスト」に移行するというのに,なかなか見えてこないその詳細。

 

「英語は外部試験を受けないといけないらしい。」

 

「記述問題がたくさん出るらしい。」

 

「とにかくセンターよりすっごく難しいらしい。」

 

・・・と何やら不確かなうわさが出回っていますが。

 

本当のところ,2020年度までのセンター試験と2021年度の大学入学共通テストとの違いは何なのでしょうか?

 

そして,本当に今年は絶対に浪人はできないのでしょうか??

 

センター試験と大学入学共通テストとの違い

英語の外部認定試験

TOEFLや英検等の,四技能を評価する民間試験を受けなければいけないらしい」??

これまで,センター試験では「読む」「聞く」のみが評価されてきましたが,グローバル化に伴い,コミュニケーション能力を重視する観点から,大学入試でも4技能「読む」「聞く」「話す」「書く」が評価されるようになります。

 

ただ,大勢の受験生を擁する共通テストで四技能を評価することは困難なため,四技能評価を行う外部試験を活用することになりました。

 

ただし,2020年度から2023年度までは,英語は共通テストと民間の資格・検定試験の両方が用意され、各大学はいずれかまたは双方を利用できます。

 

志望する大学と学部学部にもよりますが,外部試験を受けなくてもよい大学が多くなるのではないかと予想されます。というのも,国立大学を中心に,公平性が担保されない等の理由から,外部試験の提出を出願要件としないと発表する大学が,東大を筆頭に続出しているのです。

 

この流れからすると,少なくとも2023年度までは,英語外部試験の受験は必須ではないでしょうから,志望大学の学部

 

記述式問題

大学入学共通テストとセンター試験の最大の違いのもう一つは,センター試験はマーク式だったのに対して,共通テストには記述式の問題が出されることです。

 

では,どのような記述式が,何点分出題されるのでしょうか?

国語

国語では,①30字以内 ②40字以内 ③80-120字程度の記述問題が1問ずつ出題される予定です。そのため,試験時間が80分から100分になります。

 

国語の配点は,マーク(200 点)+記述(段階別。A~E 評価?)

 

プレテストの結果では,

A:14.5%

B:14.6%

C:29.9%

D:30.8%

E:10.3%

でした。

 

段階別評価をどのように評価するのかは,各大学の裁量に任されます。

 

一例として,早稲田大学の一般入試,大学入学共通テスト利用入試では,記述式問題の段階別評価は,2021年度については採点の対象と「しない」とされています。(2022年度以降は検討することになっており,変更されるかもしれません。)

数学

 

数学は,数Iから3問程度,記述問題が出題される予定です。

そのため,試験時間は60分から70分になります。

 

数学の配点は,マーク+記述=100 点

 

記述部分の詳しい配点までは分かりませんが,大学入学共通テストは各テストとも平均点が60点になるように出題する,と大学入試センターが発表しています。

 

数I・数Aの2019年度のセンターの平均点はほぼ60点でした。記述3問も含めて同じ平均点のテストを目指しているということになると,記述式問題といってもそれほど難易度高くないのではないかと予想していたのですが,プレテストの数I・数Aの平均点は30点  以下でした。これを受けて,記述式問題の難易度と配点の調整が行われるのではないでしょうか。このあたりはまだまだ不確定要素がたくさんあります。

英語の配点の変更!!

センター試験と大学入学共通テストの最大の違いは,外部試験の活用と記述式問題の導入だと思っていましたが,2019年6月に発表された大学入学共通テストの配点を見て,もっと大きな変更点を発見!!

 

それは,英語の配点の変更です。

 

センター試験では,英語の筆記とリスニングの配点は,200点/50点でした。

時間は80分/60分のわりに,リスニングの配点の割合は低く抑えられていました。

 

ところが,大学入学共通テストの英語の配点は,筆記100点/リスニング100点になります。

 

最初の疑問,「今年は浪人できない?できる?」を考える分岐点は,1年でリスニングを仕上げられる自信があるか?ということになるかもしれません。

 

とはいえ,この発表は2019年6月に出された発表のため,現行高2生はこれからリスニング対策を始めるわけですから,現高3生が大きく不利になるとも思えません。

 

結論:今年(2020年度)は浪人できる?できない?

変革期に受験生になってしまった生徒たちは不運以外の何物でもありませんが,浪人して新制度対応できるかどうか判断するに当たり,いくつか検討すべき点がありそうです。

 

・そもそも,志望大学(学部)は2021年度入試で大学入学共通テストの結果提出を要件しているか。

 

・大学入学共通テストの結果提出を要件としている場合,志望大学は国語の記述式の評価(A-E)をどのように扱うか。

 

・英語のリスニングを1年で仕上げられる自信があるか。

 

・数Iの記述問題に対応できるか。